スタッフblog -わたしとkapuwa -Vol.1
こんにちは。
こちら、大好きな写真です^^
インドのスタッフたちが、コロナ禍でインドに行けなくなってしまったデザイナーAIKOに送った写真。
以前みんなで撮影した場所までわざわざ出向いてくれたそうです。
そのエピソードを聞いて以来、すごく心に残っている写真です。
出来上がったkapuwaの製品をロープにかけて撮影している姿と、何よりその明るい表情に、デザイナーとの関係性にすごく感動したことを覚えています。
突然ですが、
洋服に感動したことはありますか?
ファッションを通して、感動したことはありますか?
ものが溢れる豊かな国、日本。
人生においてあらゆる選択も多く、趣味嗜好、ライフスタイルもさまざま。
多くのブランドが存在し、それぞれの魅力を常に発信し続けています。
そんな時代に出会ったkapuwaの服。
今回は、kapuwaの製品の着心地に感動し、ものづくりへの信念に共感し、
入社をしたわたくしsatokoがkapuwaについてお話ししたいと思います。
ぜひお付き合いいただけましたら幸いです^^
大手アパレルメーカーで15年ほど勤務していた私は手しごとブランドとは無縁でした。
ファッションを自分なりにとことん楽しみ、多くの服と関わってきたと思います。
トレンドを重視したり、機械で一度に大量に作られる商品が当たり前、それが普通だと思っていました。
でもその影響からか、プライベートでは一点もののヴィンテージ好き。
古着屋を巡ったり、セレクトショップで珍しい商品を見つけるのが楽しみになっていました。
そこで出会ったのがヴィンテージのインド綿ワンピース。
ただ着るだけで完成する、美しい色柄と着心地の良さに魅了され・・
ヒストリーのある1点ものというところにも心奪われ、とっておきの1枚を常に探していました。
そんな中、とあるきっかけでkapuwaと出会うことになります。
kapuwaを知る知人からの、POP UP SHOPのお手伝いのお誘いです。
これも出会うべくして出会った、ご縁だったのかなぁと思います。
”大好きなインド綿であること”
”機械を使わない、手織りの生地を扱っていること”
”ブロックプリントであること”
”デザイナーAIKOが描いた、オリジナルのテキスタイルであること”
”トレンドに左右されず、年齢にも左右されず、長く愛用できるデザインが多いということ”
”インドの工場で、家族のような関係性を持った現地の職人たちと共に真摯にものづくりをしているということ”
自らも年齢を重ねていく中でこれらの話に魅力を感じ、わたしはkapuwaの世界に飛び込むことになります。
kapuwaの店頭には、
同じ綿素材でも、しっかりしている地厚な生地で織られたものもあれば、透き通るほどの薄手で儚げなワンピースまで、
さまざまな生地の商品がずらりと並んでいました。
番手の異なる糸も豊富にあり、インド綿といっても一括りにはできないのです。
私は入社してすぐ、手織り素材の「モスリンカディワンピース」に袖を通し、感動したのを覚えています。
”何度も洗われたヴィンテージワンピースみたいに柔らかい”
”発色がキレイ”
”軽い!着てないみたい”
驚きでした。
こんなにノンストレスな生地があっただなんて。
重度の肩こりで重い服は着れないという悩みがあり、
かつ汗かきなわたしは着用時の通気性と汗の量の変化にもとても驚きました。
そして今まで見たことのないような鮮やかな発色。
一般的なインド綿といえば、ややダークな色合いが多いので、
「これって本当にインド綿?」と疑うほど。
ここまでパキッとした色を乗せたインド綿は初見でした。
その後、私はkapuwaの製品をもっと知りたい、と思うようになります。
手間暇かけ、ゆっくり撚られた糸がカディであること、
木製の織り機で、空気を含ませながら織るからこそ、ふんわりするということ、
手織り生地は乾きも早く、しわにもなりにくいということ。
たっぷり、贅沢に生地を使っているにも関わらず、重さを感じない手織り生地にすっかり魅了されたわたしは、
”もっとこの素材の素晴らしさを伝えたい!”
そう思うようになり、今があります^^
ブロックプリントに関しても感銘を受けました。
”木版からデザインするブランドは少ないということ”
”図案を元に、インドの職人に木版を手彫りしてもらっているということ”
”木版は50年使え、1000Mほどプリントできる強度であるということ”
”ハンドプリントだからこそ、布も最大で5メートルまでだということ”
”木版も天然なものなので、ゴミにならないということ”
”染料の粉と混ぜる定着剤もノンケミカル、天然樹液100%であること”
”だからこそ、素手で扱えるということ”
”色をしっかり定着させるにはほぼ1日外にいて風や温度、天候を見ながら染料の配合をコントロールするカラーマスターに掛かっているということ”
”染色した後は、ハンドカットして1枚ずつ手作業でミシン縫いしているということ”
工場選びにもこだわっていることを知りました。
いつも同じ顔のスタッフであり、働くスタッフ全員の表情を見るそうです。
作っている工程をしっかり見せてくれる工場であることも大切だそうです。
オーナーも生地にかなりのこだわりがあり、お互い切磋琢磨する関係性。
そんな話を知り、改めてkapuwaの服を手に取ってみると、納得できるのです。
生地が生きているな・・・と。
”時間をかけて作られ、人の手が加わる製品はやわらかくて、優しい世界であること”
”インドの自然環境と共存し、ものづくりをすることを大切にしているデザイナーのブランドであること”
前職も楽しかったけれど、手しごとの製品を自分の言葉で伝えることができる。
職人が丁寧に作られた上質かつ他にはない製品をご紹介できるやりがいは別格です。
人間は色を識別できる目を持ち、
カラフルな色の世界で生きています。
海の青、
草木の緑、
色とりどりの花。
デザイナーAIKOは・・
”せっかくなんだから明るくて心躍る色柄を纏おうじゃないか”
そんな言葉を良く口にしています。
働きものの日本人。
毎日忙しなく過ごす毎日ですが、
私たちスタッフも、kapuwaの製品を知っていただくこと、
纏うことで感じられるワクワクとした気持ちを感じてもらえたらと願っています。
全ての工程を手作業で作られた商品を、好きな香りの柔軟剤で優しく洗う時間。
手に絡みつく柔らかい生地の感触、軽く絞ってから干す時のほっこり感。
(手洗いが面倒と思っていた自分はどこにいったのでしょう?笑)
乾いた時のカラッと感。
あまりの着心地の良さに、オフの日もつい手に取ってしまう。
無地やモノトーンしか着なかったという多くのスタッフが、続々と柄物に魅了されていく。
派手かなぁ?と言いながら、なんだか嬉しそう(笑)
そんなkapuwaスタッフのやりとりにも、自然と笑顔になってしまいます。
ほんの少し、少しだけ。
kapuwaの生地に触れ、優しい気持ちになれたら。
着心地に癒していただけたら。
kapuwaの色で元気になれたら。
デザイナーAIKOの色柄と、こだわりの生地の世界。
新しい自分との出会い、
新しい扉を開いてみるのはいかがでしょうか^^
人生をより明るく、ポジティブに、豊かにするためのツールとしても。
スタッフの前に、いちkapuwaファンとして、
ものすごーーーーく、おすすめです^^
他にはない、kapuwaのこだわりをぜひ触れてみてくださいね。
———SHOP INFO———-
藤沢店
神奈川県藤沢市南藤沢21−1 小田急湘南ゲート/2階
Tel:0466-52-5494 OPEN: 10am-8pm
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東京都中央区日本橋室町1−5−5 コレド室町3/3階
Tel:03-6265-1140 OPEN: 11am-8pm
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川越店
埼玉県川越市脇田町105アトレマルヒロ/3階
Tel:080-5899-1304 OPEN: 10am-9pm
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阪神梅田本店 POP UP SHOP (2023/3/1-3/28)
大阪市北区梅田1丁目13番13号 OPEN: 10am-8pm